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『海洋と生物(222号)』特集【ラビリンチュラ類の生物学と産業応用】

「海洋と生物」(222号:2月号)〈2月18日発売〉ご注文方法は下記をご覧ください。

『海洋と生物』表紙リニューアルしました!
表紙がリニューアルしました!
『海洋と生物』AQUABIOLOGY
222号(Vol.38-No.1)
特 集
ラビリンチュラ類の
生物学と産業応用


本体1,800円+税/送料別(1冊の場合は160円)
ISBN 978-4-915342-98-1

 ラビリンチュラ類,とくにオーランチオキトリウム属の株はスクワレンやDHAなどの高度不飽和脂肪酸,抗酸化作用をもつ色素など有用物質を生合成することができ,その能力も高いため,産業利用など応用分野において注目されている。そしてまた,この仲間のもつ生息環境の多様さや存在量の大きさから,生態系において分解を担う新たなピースとなっている可能性も示されており,魚類が豊富なDHAをもつ仕組みといったことにも関わっているかもしれない。
 本特集では,これらラビリンチュラの仲間について,その生物学的な実態を追うとともに,産業利用への可能性について解説した。

【特集目次】
特集「ラビリンチュラ類の生物学と産業応用」によせて
Introduction to the feature issue "Biology and industrial application of the labyrinthulomycetes"
本多大輔(甲南大学)
 ラビリンチュラ類の多様性と生態学的役割
Diversity and ecological role of labyrinthulomycetes
上田真由美・野村友佳・土井耕作・本多大輔(甲南大学)
中嶋昌紀(大阪府立環境農林水産総合研究所)
 自然環境におけるラビリンチュラ類の予想外の多様性
Unexpected diversity of labyrinthulomycetes in natural environments
中井亮佑(国立遺伝学研究所系統生物研究センター),長沼毅(広島大学)
 ラビリンチュラ類の生態学的多様性
Ecological diversity of thraustochytrids
高尾祥丈(福井県立大学)
 分離源の違いによるヤブレツボカビの傾向
Relationships between isolation sources and isolates of Schizochytrium(Labirynthulea)
瀬戸雄飛・須田彰一郎(琉球大学)
 Diplophrys類の系統分類
Phylogenetic systematics of Diplophrys
高橋唯樹(東邦大学附属中学校・高等学校)
 NBRCにおけるラビリンチュラ類の長期保存
Long-term preservation of labyrinthulid strains in NBRC
稲葉重樹(製品評価技術基盤機構バイオテクノロジーセンター)
 海藻バイオマスの利用とラビリンチュラによる油脂生産
Utilization of marine algal biomass for lipid production by thraustochytrids
秋庸裕(広島大学)
 DHA高生産Thraustochytrid 12B株の挑戦
Promising DHA producer, Thraustochytrid  12B
吉田磨仁・足立匠(北海道大学),永峰賢(株式会社ロム)
森田直樹(産業技術総合研究所)
 オーランチオキトリウムによる炭化水素生産
Hydrocarbon production by Aurantiochytrium
吉田昌樹(筑波大学)
 ラビリンチュラによるバイオディーゼル燃料生産
Microbial Production of Biodiesel Fuel by Thraustochytrids
林雅弘・松田綾子・藤本彩乃(宮崎大学)
松田高宜・泉可也(株式会社Biomaterial in Tokyo)
 オーランチオキトリウムが生産する奇数脂肪酸の健康産業への利用
Health industrial utilization of odd-carbon fatty acids produced by Aurantiochytrium
彼谷邦光・池田啓二(株式会社シー・アクト生物活性物質研究所)
 ラビリンチュラ類におけるドコサヘキサエン酸(DHA)およびDHA含有リン脂質の生合成機構
Biosynthesis pathway of DHA and DHA-containing phospholipids in Thraustochytrids
伊東信(九州大学)


連載

海藻標本採集者列伝 Biographies of Japanese algological collectors
 北山太樹(国立科学博物館)
  【19】南方熊楠(1867−1941)
小さな離島の暮らしと漁業 Fisheries and life on small islands
 乾  政秀((株)水土舎)
  【17】長崎県・嵯峨島
内湾および干潟における物質循環と生物生産 Material circulation and production in Estuary and Tidal flat
 佐々木克之
  【62】瀬戸内海漁獲量の減少要因3.プランクトン食魚類の推移
日本産エビ類の分類と生態 Prawns, Shrimps and Lobsters from Japan
 林  健一
  【178】エビジャコ上科 - エビジャコ科 - キジンエビ属(1)
日本産十脚甲殻類の幼生 Larvae of decapod Crustacea of Japan
 小西光一(水産総合研究センター)
  【21】異尾下目(1) - コシオリエビ上科 - ワラエビ上科
  コラム:ゾエア学のあゆみ - そのあけぼの
日本産等脚目甲殻類の分類 Isopoda from Japan
 布村 昇(金沢大学環日本海域環境研究センター臨海実験施設)・下村通誉(北九州市立自然史・歴史博物館)
  【37】コツブムシ亜目 - コツブムシ科(3)カナエウミセミ属
日本産南方系ホンダワラ属 Southern species of genus Sargassum in Japan
 島袋寛盛(水産総合研究センター)
  【20】南日本産ヤツマタモクSargassum patens

コラム
魚影逍遥-魚に発信機をつけて 魅惑的な荷物 三田村啓理(京都大学)
海でひろった万華鏡 臨海実験場,恐怖の大掃除 飯島明子(神田外語大学)


なまものけん通信
 黒潮いるか通信ー御蔵島からの便り
 ELNA(エバーラスティング・ネイチャー)
 本の紹介
 …他

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