FC2ブログ

Entries

『海洋と生物』8月号【プランクトン群集における共生・寄生】

「海洋と生物」(243号:8月号)〈8月中旬刊行予定〉ご注文方法は下記をご覧ください。

『海洋と生物』243:プランクトン群集における共生・寄生
『海洋と生物』AQUABIOLOGY
243号(Vol.41-No.4)
特 集
プランクトン群集
における
共生・寄生
〜宿主個体群動態にインパクトを与える重要な一要因〜

本体1,800円+税/ISBN 978-4-909119-23-0
 動物プランクトンや植物プランクトンが増加・減少する要因は,栄養と食物連鎖の面から説明されることが多い。しかし近年,これらプランクトンにおいても他生物の寄生がありそれが重要な役割を果たしているという証拠が少しずつ蓄積している。例えば,珪藻類において捕食寄生性の菌類が発見され,その生活史や生態がわかってきた。また,単細胞性および多細胞性のいずれのプランクトンも多くの共生生物をもち,これが栄養面,行動,個体群動態などに大きな影響を及ぼすことがわかってきている。
 このようなプランクトンにおける寄生・共生関係は沿岸域から外洋域において広くみられ,多様で複雑な相互作用が広がっていることがわかってきた。
 本特集号では,珪藻類,原生生物,クラゲ類,甲殻類,サルパ類を宿主とする寄生・共生生物を紹介し,その多様性,生活史,宿主動態へのインパクト,海洋生態系における機能などについて紹介する。

【特集目次】
■ プランクトン群集における共生・寄生−宿主個体群動態にインパクトを与える重要な一要因−
Symbiosis and parasitism in the plankton community: an important factor affecting host population dynamics
大塚攻(広島大学),鈴木紀毅(東北大学),片野俊也(東京海洋大学)
■ 珪藻ウイルス研究のこれまでとこれから
Review of diatom virus studies and its future direction
外丸裕司(水産研究・教育機構瀬戸内海区水産研究所)
■ 珪藻に対する寄生生物
Parasites infecting diatoms
片野俊也・山﨑大輔(東京海洋大学),安東祐太朗(東京海洋大学/北海道立総合研究機構),櫻井久惠(LIMACINA)
■ フェオダリア類・放散虫類の生態と共生生物
Ecology and symbiosis of Phaeodaria and Radiolaria
仲村康秀(国立科学博物館),鈴木紀毅(東北大学)
■ 浮遊性および遊泳性甲殻類に寄生するアミヤドリムシ科等脚類
A review of dajids(Crustacea: Isopoda: Dajidae)parasitic on planktonic and nektonic crustaceans
下村通誉(京都大学),大塚攻(広島大学),西川淳(東海大学)
■ クラゲ類と他動物との多様な共生関係
Various symbiotic relationships between jellyfish and other animals
近藤裕介(広島大学)
■ サルパ・ウミタル類に捕食寄生するサフィリナ科カイアシ類の生態
Ecology of parasitoid copepod, Sapphirinidae on salps and doliolids
髙橋一生(東京大学)
■ ゼラチン質動物プランクトンと共生する浮遊性甲殻類−十脚類幼生とクラゲノミ類での事例研究−
Symbiotic crustaceans on gelatinous zooplankton: Case studies of decapod larvae and hyperiid amphipods
若林香織・杉浦宏樹・飯沼誼朗(広島大学)
■ 海洋動物プランクトン群集における共生
Symbiosis in marine zooplankton community
大塚攻(広島大学)
※目次は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。


● Research Article -1 
タンガニイカ産シクリッドNeolamprologus furcifer 幼魚の巻き貝仮装は母親の仕事量に波及する
Snail masquerade of fry affects cost of parental care by mother in substrate-brooding cichlid Neolamprologus furcifer in Lake Tanganyika
 佐藤駿(大阪市立大学)

● Research Article -2 
福島第一原発事故の海産生物の影響評価137Csの海産生物 - 海水濃度比(CR)を指標として−
Evaluation of recession process of marine biota in Japan after the 11 March 2011 accident by biota-seawater concentration ratio of global fallout-137Cs
 高田兵衛(福島大学),日下部正志・池上隆仁・横田瑞郎・高久浩(海洋生物環境研究所)

● 全国水産試験場長会 会長賞平成30年度受賞業績-2 
アゲマキ漁獲再開に向けた20年の研究
Studies on the resumption of Sinonovacula constricta fishery in the Ariake Bay for the past 20 years
 佃政則(アゲマキ種苗生産・放流技術開発グループ代表)

 連載(タイトル五十音順)
海藻標本採集者列伝 Biographies of Japanese algological collectors
 北山太樹(国立科学博物館)
  【39】中井猛之進(1882-1952)
サクラマス - その生涯と生活史戦略 The masu salmon: Their lifecycles and life strategies
 棟方有宗(宮城教育大学)
  【13】サクラマスの秋スモルト
水界微生物フォトギャラリー Photo gallery of aquatic microorganisms
 河地正伸(国立環境研究所)
  【21】特徴的なめだつ透明放射膜をもつアステロムファラス属2種
小さな離島の暮らしと漁業 Fisheries and life on small islands
 乾  政秀((株)水土舎)
  【38】鹿児島県・悪石島
日本産温帯性ホンダワラ属 Temperate species of genus Sargassum in Japan
 島袋寛盛(水産研究・教育機構)
  【15】ウスバノコギリモク
日本産十脚甲殻類の幼生 Larvae of decapod crustacea of Japan
 小西光一(水産研究・教育機構)
  【42】短尾下目(16)胸孔亜群7 カクレガニ上科・カクレガニ科1
日本産等脚目甲殻類の分類 Isopoda from Japan
 布村 昇(金沢大学)・下村通誉(京都大学)
  【58】ウオノエ亜目(4)スナホリムシ上科・スナホリムシ科(4)ヒメスナホリムシ属およびスナホリムシダマシ属


なまものけん通信 
 黒潮いるか通信ー御蔵島からの便り
 ELNA(エバーラスティング・ネイチャー)
 本の紹介 他

◆ ご注文方法 ◆
●書店・生協でのご注文:
 店頭で号数と冊数をお伝えください。

●弊社への直接のご注文:
 価格:本体1,800円+税+送料です。
 ご注文ページ(コチラ)をご覧ください。

●ネットでのご注文(情報が更新されるまでしばらく時間がかかることがあります)
 Amazon(https://amzn.to/2UiDvur)や富士山マガジン(https://fujisan.co.jp/seibutsu)などでお買い求めいただけます。

******** バックナンバーも好評発売中です********
海洋と生物:気候変動が藻場生態系に与える影響海洋と生物237号:環境変動下におけるサケの持続可能な資源管理(1)海洋と生物238号:環境変動下におけるサケの持続可能な資源管理(2)『海洋と生物』239:わが国の刺胞動物研究の発展(1)『海洋と生物』241:東京湾 過去・現在・未来(1)
238号
環境変動下におけるサケの持続可能な資源管理(2)
239号
わが国の刺胞動物研究の発展(1)
240号
わが国の刺胞動物研究の発展(2)
241号
東京湾  過去・現在・未来(1)
242号
東京湾  過去・現在・未来(2)
<ネットご注文はこちらから>  Amazon / 富士山マガジン


Extra

お知らせ

生物研究社のウェブサイトはこちら
☆2018年7月1日より送料が改定となります。当ブログ上では古い送料が表示されたままの場合がありますのでご注意ください。詳しくは弊社までお問い合わせください。
☆弊社へメールでお問い合わせいただいたお客様には,折り返しメールでお返事を差し上げています。10日以上経っても弊社から返事のない場合には,もう一度ご連絡いただくか,もしくは迷惑メール等をご確認ください。また白紙のFAXが届いている場合もございますので,FAXご注文の際にもどうぞご留意ください。
※ブログ内に掲載されている商品の価格が,旧税率で表記されているものがあります。ご注文いただく際には,ご注文時の税率が適用されますので,どうぞご注意ください(2014.03.31)。

在庫状況

最新の在庫状況です。(在庫は常に変動しますので詳しくはお問合わせ下さい)

新刊・既刊案内

★単行本
クラゲ類の生態学的研究
ニホンジカの全身骨格
砂浜海岸の自然と保全
鯨類海産哺乳類学[第三版]
アクアバイオ学概論
水産海洋ハンドブック 第3版
環形動物 多毛類IV
生態学入門―生態系を理解する 第2版
網走の小型捕鯨
鳥羽山鯨類コレクション
日本の湿原
貧酸素水塊―現状と対策
日本産寒海性コンブ類の形態と分類
シャットネラ赤潮の生物学
ミナミイセエビ―驚くべき生態と増養殖への挑戦
エビ・カニ・ザリガニ―淡水甲殻類の保全と生物学
アワビは増やせるか―増殖の歴史
東京大学三崎臨海実験所雑記
自分さがしの自然観察―私たちはなぜ生きている?
海鳥の行動と生態―その海洋生活への適応

「海洋と生物」隔月刊雑誌
242【東京湾−過去・現在・未来(2)】
241【東京湾−過去・現在・未来(1)】
240【わが国の刺胞動物研究の発展(2)】
239【わが国の刺胞動物研究の発展(1)】
238【環境変動下におけるサケの持続可能な資源管理(2)】
237【環境変動下におけるサケの持続可能な資源管理(1)】
236【気候変動が藻場生態系に与える影響】
235【生物和名を考える−動物編−】
234【環境DNAが拓く魚類生態研究の未来】
233【沿岸海域の豊かな漁業生産のために】
232【洋上風力発電と環境影響調査】
231号【国境を越える海洋生物−移入経緯と対策−】
230号【生物和名における問題−藻類編−】
229号【日本の野生メダカの保全と課題】
228号【琵琶湖の漁業と外来魚】
227号【沿岸漁場における生物多様性】
226号【ワカサギの資源管理と増殖の実態と課題】
225号【ハゼ亜目魚類の両側回遊】
224号【日本の鰭脚類の管理戦略】
223号【次世代海洋資源調査技術における資源探査と環境調査の技術開発】
222号【ラビリンチュラ類の生物学と産業応用】
221号【魚類行動生理学】
220号【黒潮の恵み-生物生産の仕組みと変動機構】
219号【Dugong dugon-ジュゴンのすむ海をめざして】
218号【瀬戸内海の栄養塩管理-持続的な海草養殖に向けて】
217号【有用水産生物の種苗をつくる-II】
216号【有用水産生物の種苗をつくる-I】
215号【海洋プラスチック汚染と生物影響】
214号【海洋生物の地理分布モデリング】
213号【身近な水辺の自然の価値を探る】
212号【水産環境における放射性物質の汚染と影響】
211号【日本のスナメリ研究最前線-II】
210号【日本のスナメリ研究最前線-I】
209号【津波の海に生きる未来創生II:その後の気仙沼舞根湾調査】
208号【貝類漁場からみた有明海の環境】
207号【海洋酸性化】
206号【魚のゆりかごとしての水田-湖国・滋賀からの発信】
205号【水環境への提言:漁業生産を維持するために】
204号【漁場環境計測技術が築く豊かの海】
203号【津波の海に生きる未来創生:気仙沼舞根湾調査】
202号【緑色藻類の性】
201号【黒潮圏沿岸海域の温暖化と適応策】
200号【海洋生物と放射能】


近刊案内


ご予約・ご注文方法

お近くの書店・大学生協へご注文下さい。
または…
以下を明記の上、電子メールかFAXでご注文下さい。
ご希望の書籍名(「海洋と生物」の場合は,号数をお忘れなく)・冊数
郵便番号住所宛名(会社等の場合は部署名・担当者名まで)・電話番号(E-mailアドレス)・請求書等の書類に指示のある場合はあわせてお知らせください。
※別途送料がかかります。

【電子メール】
orderあっとseibutsukenkyusha.com
(あっと→@に変換してください)
【FAX】
03-3445-6947

詳しくはこちらをご覧ください。

facebookページ

facebookもよろしくお願いします!

twitter


最新記事

カレンダー

07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最新トラックバック

FC2カウンター

お問い合わせはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文: